協会の作り方(5)認定講師型とソムリエ型 その1

協会(一般社団法人など)で実施する認定講座ビジネスには、大きくわけて2つの「型」があります。

  • フランチャイズ型(認定講師型)
  • 直営型(ソムリエ型)

の2つです。

 

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フランチャイズ型(認定講師型)

  1. 講座受講を修了し所定の試験に合格した人に、認定講師の権利を付与します。
  2. 認定講師は、今度は自分が受講したのと同じ講座を自分の地元で開き、講師として教えることができます。
  3. そこで受講した人が所定の試験に合格すると、やはり認定講師の権利を得ます。
  4. そして同じように、自ら講座を開くことができます。

こうして「以下同文」的に次々と認定講師が誕生し、認定講師が各地で講座を開くことで、講座が広まっていきます。

  • 自分で開いた講座の受講料は認定講師の収入になります。
  • その代わり、認定講師はロイヤリティを協会に支払います。
  • テキストなどの教材は、協会から送られてきます。

「のれん分け」のような感じですね。

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直営型(ソムリエ型)

  • 直営型の場合、認定講座を開くことができるのは協会のみです。
  • 修了生は自分で講座を開くことができません。
  • したがって講座を広めるためには、協会が各地に講座を開いていくことが必要です。

 

また、修了生が自動的に講師になるシステムではないので、講師の多くは外部の専門家が複数で担当するのがふつうです。


ただし、修了生が自分で講座を開くことは許されていませんが、協会が認めれば、修了生も講師になることができます。

 

  • 直営型ですので、講座の受講料は協会の売上になります。
  • 講師は、協会から講師料という報酬を受け取ることになります。


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フランチャイズ型(認定講師型)と直営型(ソムリエ型)、どちらが良いかはケースバイケースだと思われますが(※)、それぞれ以下のような得失があります。

  • フランチャイズ型(認定講師型):
    講座の品質を一定に保つのが難しい代わりに、講座が広まるスピードは速い
  • 直営型(ソムリエ型):
    講座が広まるスピードは遅いが、講座のクオリティを維持しやすい 

 

(※)1人の講師ですべての科目を担当できる講座はフランチャイズ型(認定講師型)にすることができます。

どうしても複数の講師が必要な講座は、直営型(ソムリエ型)にせざるを得ないのが普通です。


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