協会の作り方(12)タテ展開

最初は東京だけで開講していた認定講座を、大阪や名古屋、札幌や福岡などでも開講する…
こういう展開を「水平展開」と呼ぶことにしましょう。

これに対し、最初は初級講座だけ開講していたのを、あらたに中級講座、上級講座を開講する…
こうした展開を「タテ展開」と呼ぶことにします。

今回は「タテ展開」について。

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講座をタテ展開する場合、

  • 初級編 → 中級編 → 上級編
  • 基礎コース → 応用コース → 発展コース
  • ベーシック講座 → アドバンス講座
  • ジュニア講座 → マイスター講座
  • 4級講座 → 3級講座 → 2級講座 → 1級講座

など、いろいろな名称がつけられますし、

 

2段階、3段階、4段階…

 

と、階層も自由に設定できます。

おそらくもっともオーソドックスだと思われるのは、3段階構成にして

  • 初級編: 楽しく学ぶレベル
  • 中級編: 初級編の内容を人に伝えられるレベル
  • 上級編: 「プロの卵」くらいのレベル

といったレベル設定で講座を組み立てることでしょう。

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試験を行うときは、たとえば3段階の場合

  • 初級編: 1度復習すればほぼ全員が合格する
  • 中級編: 合格率5割
  • 上級編: 合格率5割


くらいに設定しておくと、

「簡単すぎてつまらない」
「難しすぎてギブアップ」

といった反応を回避することができ、受講生さんのモチベーションを維持しやすいようです。

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「どのレベルをメインにしたいのか」
が曖昧なまま、講座が設計されているケースを多く見受けますが、メインとなるレベルはきちんと設定することを
お勧めします。

つまり、

  • とにかく初級編の受講生数を増やすことを最大の目的にしたいのか
  • 受講生は多くなくてもよいが、いったん受講した人には中級編や上級編までしっかり「進級」してもらいたいのか

によって、講座の性格が変わります。

ウェブサイトで講座の案内をするときのメッセージも変わりますし、受講する人のタイプも変わってきますし、歩留り(上のコースに進級する率)も変わってきます。

 

講座のオペレーションにも影響してきます。

「どのレベルをメインにしたいのか」
が分からない場合は、
そもそも協会を設立した動機(ミッション)
に立ち返って考えると、見えてきます。