協会の作り方(14)「協会」というビジネスの特徴

事業モデルとしてみたとき、「協会」という仕組みを使ったビジネス(資格講座ビジネス)には以下の特長があります。

1) 利益率が高い
2) キャッシュフローが良い
3) 景気の波に左右されにくい
4) 1期2期3期と運営も楽になっていく

 

 

1) 利益率が高い

講座の受講料は何万円~何十万円とします。
決して安くはありません。

一方で主なコストは
* 講師料
* 教材費
* 会場費
です。
これはどんなに高くても、知れています。

したがって利益率は高いわけです。

利益の源泉が知的コンテンツであることを考えれば、
それも当然でしょう。

2) キャッシュフローが健全である

受講生は受講料を事前に振込むのが普通です。

これに対し、
* 講師料の支払い
* 会場費の支払い
はたいてい、講座が終わった後です。

したがって、キャッシュフローはたいていプラスになります。

3) 景気の波に左右されにくい

景気が悪くなると受講生も減ると思われがちですが、案外そうでもありません。

不景気のとき、人々は転職や独立や副業を考えて講座を受講することが多いのです。

4) 1期2期3期と運営も楽になっていく

資格認定講座は、1期2期3期…と、同じことを繰り返します。

当然、講師も慣れてくるし事務局のオペレーションもスムーズになってきます。

だんだんと楽になるのです。

 

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こう書くと、なんだか美味しいビジネスのように見えてしまいますね。


しかし、上記のようなメリットが出てくるのは会員さん(受講生)が順調に集まってくるときに限ります。

なによりここが苦労のしどころですね。

加えて、「協会」というビジネスには、

「顧客でありながら同志でもある会員さん(受講生)たちとどのように上手につきあうか」

という独特の難しさもあります。

これはコツをつかんでしまえば、さほど苦労はしないのですが、マス・マーケティングの感覚にどっぷり浸った人がこれをやろうとすると、たいへん苦労するようです。