協会の作り方(63)基金と資本金の違い

 

協会(社団法人)を作る際、主なメンバーで基金を出し合うことになります。

基金のことを拠出金ということもあります。

 

会社(株式会社)の場合は資本金を出した人=株主が取締役を選ぶことができます。

同様に、協会の場合は基金を出した人が理事を選ぶことができます。

 

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ただし、この両者には相違点もあります。

 

会社の場合、株主の権利(支配権といいます)は持ち株比率によって異なります。

つまり、権利の大きい株主とそうでもない株主がいます。

 

いっぽう、協会の場合、「持ち株比率」のような区別はなく、基本的には、基金を出した人全員が、1人1票というのが原則になります。

 

乱暴なたとえをすると

  • 会社=資本主義
  • 協会=社会主義

みたいなところがあります。

 

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そうはいっても、なにごとにつけても抜け道というのはありまして、

  • まず、自分自身が基金を出す。
  • 次に、自分の会社を作り、その会社が基金を出す。

というやり方をすると、事実上2票を持つことができます。

 

実際にもこの方法はよく使われます。