協会の作り方(73)「理事長」になる、という起業のしかた

 

起業=会社を作る

とついつい思ってしまいがちですが、起業のしかたは会社だけとは限りません。

 

「協会を作る」

という形で起業するという選択肢もあります。

会社と協会。

比較してみると、

  • 登記の手続きはどちらもそこそこ似ています。つまり、昔と違ってだいぶ簡単になりました。
  • 会社のトップは社長ですが協会のトップは理事長です。つまり、協会を登記して起業する場合は、社長にはならず、理事長になるわけです。
  • 会社の場合は取締役会というものがありますが、協会の場合は理事会です。

しかし、もっとも大きな違いは、

  • 株式会社には株主がいる。
  • 協会には株主がいない。

というところでしょう。

 

この部分の違いが、

  • 会社→ お金を稼ぐ団体
  • 協会→ なんとなく公的な団体

といった印象を生むもとになっています。

 

公的な団体、という印象が協会にはあるために、資格を認定するといったこともしやすくなります。

会社が資格を認定してもあまり信頼されませんが、協会が資格を認定すると信頼されやすい。

この特徴を最大限に使うところが協会ビジネスの肝になります。

 

ただし、協会さえ作ればよいというものではなく、

「いかにも協会らしく運営する」

ことが必要です。

会社のような運営のしかたをしていると、せっかくあった信頼性が失われていきます。