協会の作り方(83)先に名乗っている人がいたときの対処法

 

Q: 「○○アドバイザー協会」を作り、「○○アドバイザー養成講座」を実施する予定です。

でも検索してみたら、「○○アドバイザー」を名乗っている個人のサイトがいくつかありました。

このまま協会を作っても大丈夫でしょうか?

どうしたらよいでしょうか?

 

A: まず、「○○アドバイザー」の商標を誰かに取られていないかを確認してください。

お知り合いに弁理士がいれば調べてもらえればよいですし、ネットで自分で調べることも可能です。

 

取られていなければ、自分で商標を取ってしまいましょう。

もし取られていたとしても、「41類」と呼ばれる分類で取られていなければ、大丈夫です。

(講座の商標は、41類になります)

もし41類で誰かに取られていれば、「○○アドバイザー」は使わないほうが無難です。

名前を変えましょう。

商標は申請すれば必ず取れるとは限りませんが、取れる可能性が50%以上ありそうなら、ダメもとで申請することをお勧めします。

 

さて、無事に商標を取ることができたとします。

この段階で、他人が「○○アドバイザー講座」という名前で講座を開講するのを阻止することができます。

どうやって阻止するかというと、その他人に手紙を送り、こちらが商標権を持っていることを通知するのです。

 

その手紙文を強いケンカ口調で書くか、やわらかく書くかは判断が難しいところですが…。

僕のお勧めは、

  • 手紙はやわらかく書く
  • 「○○アドバイザー講座」を実際に受講してもらい、名実ともに堂々と○○アドバイザーになりませんか?と手紙で提案する

というのが誠実で良いのではないかと思います。 

 

なお、正確に言いますと、41類の商標を取った時点で他人が「○○アドバイザー講座」という名前で講座を開講するのを

阻止することができますが、ただし、その人が「○○アドバイザー」という肩書で講座以外の活動をすることはほんとうは阻止できません。

でも、そこまで法律を分かっている人は少ないでしょうから、手紙には余計なことは書かず、要点のみ丁寧に書けばよいでしょう。