協会の作り方(93)協会は競争してもいいもの?

協会は企業みたいに競争してもいい?

 

むろん、それは自由です。

協会どうし仲良くせよ、なんていう法律もありません。

 

企業は競争するのが普通です。

たとえば菓子メーカーは、明治、森永、グリコ…などたくさんあり、いつも競争しています。

ビールメーカーも、キリン、アサヒ、サントリー等、いつも競争しています。

消費者に選ばれるための競争をしています。

競争を通じてサービスなどが磨かれていくわけで、大事なことだし、健全なことです。

 

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なので協会も必要とあれば競争するしかありません。

ですが、似たようなテーマの協会どうしが、会員や受講生を取り合って激しく競争するというのは、あまり健全な感じがしません。

企業のように競争を通じてサービスが磨かれる=競争を通じて社会の役に立つというイメージが湧かないからです。

 

これから協会を作るのであれば、似たようなテーマにいろんな協会が参入して競争しているところにわざわざ飛び込むよりも、ちょっと違う分野でオリジナルのポジションを作るほうが、よいように思われます。

 

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協会が競争した不健全な例を挙げますと、10年ほど前、食育基本法という法律ができたこともあり、食育の協会が乱立した時期がありました。

それぞれ食育講座を開催して受講生獲得に奔走していました。

ところが講座の中身はどこも似たり寄ったりで、さっぱり違いが分からず。

「食育に興味があるんですけど、どの協会の講座を受けたらいいんでしょうか?」

という相談をよく受けましたが、答えられずに困った経験があります。

 

したがって、

  • 協会は、競争には向いていない
  • なるべく競争しないようにオリジナルの立ち位置を作ることが協会ビジネスのポイントだ

そう考えるのが正しいのではないでしょうか。