協会の作り方(140)理事長の秘訣

もし、協会を立ち上げたら、その日からあなたが理事長です。

正式には「代表理事」といいますが、名刺などで名乗るときには

「代表理事」

「理事長」

どちらでもOKです。

 

その日から、あなたは

「○○協会 理事長」

と名乗り、その名刺を配ります。

 

さて、大事なのはここから。

 

協会を成長させるためにも、理事長は理事長らしく振舞わなければいけません。

「理事長は理事長らしく」

理事長は社長のように振舞ってはいけないのです。

 

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「理事長も社長も、同じようなものじゃないの?」

と思ってしまうかもしれませんが、両者は大きく異なります。

 

社長も理事長も、

「組織を成長させたい」

「事業を成功させたい」

という思いは同じでしょう。

 

ゴールは似ています。

 

しかし、たどる道が違います。

 

社長は、売上や利益を判断基準として、すなわち損得を基準として合理的に行動します。

合理的でない社長も実際にはいるけれど(笑)、本来は合理的な存在です。

資本主義という体制のなかで資本家から経営を託されるのが本来の経営者(社長)の姿。

資本家は経営者に合理的に動くことを期待するのです。

 

 ▽

 

いっぽう、協会の理事長は売上や利益でなく、損得でもなく、

「理念」を判断基準として行動します。

したがって、その振舞いは必ずしも合理的ではありません。

理念に合致するならば、たとえ損になる判断でも、選択することがあるのです。

 

理念に合致しないなら、たとえ得になる行動でも、選ばないことがあります。

これが、

「理事長らしい理事長」

の振舞い方、生き方です。

 

しかし、これを聞くと、

「合理的な判断をしないなら協会はお金になるはずがない」

と思ってしまうかもしれませんが、じつは、徹底して「理念」を追求するとしっかり利益がついてきます。

このメカニズムは、書くと長くなるのでここでは省略しますが、

 

「理念」と「損得」をごっちゃにして、ころころ判断が変わる

というのが一番ダメ。

 

理念を追求するなら損得は忘れて理念を追求する。

 

結果として、

「組織を成長させたい」

「事業を成功させたい」

というゴールにちゃんと、到達することができます。


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