協会スタートアップ研修

2日目


  • 資格の作りかた
  • 講座の作りかた
  • 受講規約・資格規約の作りかた
  • 講師のマネジメント(人選と講師契約)
  • コミュニティの育てかた
  • 協会のマーケティング
  • 商標・著作権
  • コラボレーション(国・自治体・企業・他協会・大学・専門学校・メディア)
  • 協会のトラブル対策
  • 協会の事例解説
協会スタートアップ研修DAY-2

資格の作りかた

講座の作りかた

協会は必ずしも資格講座をしなければならない、というわけではありませんが、過去10年に新設された協会(まだ若い協会)のおよそ8割が資格講座を中心とした活動をしています。

もともと協会は資格講座を行うのに向いています。

資格講座は少ない初期投資で始めることができ、一般的に利益率も極めて高いという利点があります。

つまり成功したときに得るものが大きく、失敗したときに失うものが少ない、というわけです。

このことに気づいた「目ざとい」方々は、協会を作って資格講座を始めました(たとえば「食」の業界ではこの動きが2005年ごろから急激に活発になっています)。

その後、資格講座が濫立するような時期がありました。

しかし、資格講座は作ればすぐにうまくいく、といった甘いものではありません。

濫立した資格講座の多くは、成功する重要ポイントを押さえないまま作られていたために、受講生が集まらず、淘汰されています。

一方、そんな中でも生き残るべき資格講座は生き残っています。

成功する重要ポイントを押さえて作られている資格講座は、高い利益率を保ったまま、価格競争にさらされることもなく、定着しています。

 

<主な内容>

  • この科目では、良質の資格講座を作るための15項目の重要ポイントを順に解説します。

受講規約・資格規約の作りかた

受講規約や資格規約は、

  • 厳しくすればするほど協会は守られますが、会員は不便を感じます。
  • 緩くすればするほど会員の自由度は高まりますが、協会にとっては不都合な場合があります。

どの程度の厳しさ、緩さにするかは、協会のあり方や方針と深く関わるものです。

 

<主な内容>

  • 受講規約の作りかた
  • 資格規約の作りかた

講師のマネジメント(人選と講師契約)

資格講座の場合、どのような講師がふさわしいのでしょうか?

知識の豊富な、学者のような講師が良いのでしょうか、それとも、話すことの上手な講師が良いのでしょうか?

または、それよりももっと大事なポイントがあるのでしょうか?

この科目では、講師に気持ちよく、モチベーション高く仕事をしてもらいながら、協会も講師も成長していくマネジメントについて学びます。

 

<主な内容>

  • 講師はどうやって探し、どうやって選ぶ?
  • 講師との契約のしかた、講師料の決めかた
  • 社内のスタッフを講師にしてもよい?
  • 他社に勤務する社員を講師にできる?
  • テキストは講師に作ってもらうのか、協会が作るのか?
  • 講師のタイプ別育成法
  • 講師会とは

協会のマーケティング

協会がうまくいって軌道に乗り、会員が順調に増えている。

そういう協会の会員の増え方をグラフにしてみると、美しい指数関数になることが多いとされています。

(指数関数とはこういうグラフです。https://www.kyokaibz.com/exponential/

 

このような美しいグラフになるように協会を導くことを

「指数関数に乗せる」

と言います。

そうなるための仕掛けについて解説します。

 

<主な内容>

  • オオカミとヒツジ理論とは
  • 協会のマーケティングのポイント
  • デザイン思考

商標・著作権

講座のテキストを作れば、著作権が発生します。

協会のロゴマークやキャラクターなどをデザイナーに発注して作ってもらえば、著作権の交渉が生まれます。

協会名や資格名を商標登録するべきかどうか、といった問題もあります。

会員から「自宅サロンでミニ講座を開催したい。協会のテキストを使ってもよいか?」という問合せがくることもあります。

OKすれば、協会のテキストの著作権が軽視されることになりますし、断れば会員との関係が悪くなります。

こんなときはどうしたらよいでしょうか?

同じく、会員が「良かれ」と思って講座のテキストをブログなどで勝手に公開することもあります。

勝手に中身を公開されては困りますが、かといって「良かれ」と思ってやった人を罰することもためらわれます。

こんなときはどう対処したらよいでしょうか?

このような、知的財産に関して起こりうるもろもろの可能性を、今のうちに予測して対処法を考えておくことには、とても意味があります。

 

<主な内容>

  • 協会の商標
  • 協会の知的財産のコントロールのしかた
  • 資格名を勝手に名乗った人や団体がいたとき

コラボレーション(国・自治体・企業・他協会・大学・専門学校・メディア)

協会の会員は個人であることが多いのですが、「企業会員」という会員制度を作ることもできます。

それ以外にも、

「企業に対し、社員教育や福利厚生の1つとして、協会の資格講座を提案する」

「企業の商品やサービスを、協会が審査し認定する」

「自治体からのバックアップを受ける」

「国からのバックアップを受ける」

など、提携にはさまざまな手法があります。

協会総研がこれまで見てきたさまざまな提携事例を紹介しながら、提携のポイントを解説します。

また、会社に比べ、協会はメディアからの取材を受けやすい存在です。

メディアを味方につけ、協会のブランディングに活かす方法を解説します。

 

<主な内容>

  • どんな提携をするときにも、忘れてはならないこと
  • 企業との提携のしかた
  • 自治体との提携のしかた
  • 国との提携のしかた
  • 最新の提携手法
  • プレスリリースの作りかた
  • メディアとのつきあいかた
  • 取材のときに忘れてはならないこと

協会のトラブル対策

協会は会員どうしの友愛組織といった側面があるため、比較的トラブルが少ない構造になっています。

しかしそれでも、

「協会と会員とのトラブル」

「会員どうしのトラブル」

「会員と外部とのトラブル」

がまったくないわけではありません。

トラブルが起きたときに慌てないよう、あらかじめトラブル事例を学習し、対策を立てておきましょう。

 

<主な内容>

  • 協会と会員とのトラブル
  • 会員どうしのトラブル
  • 会員と外部とのトラブル

協会の事例解説

実在する協会について、その歴史や現状を研究すること(ケーススタディ)には大変意義があります。

なぜなら事例をひも解くことで、

「やるべきこと」

「やってはいけないこと」

が見えてくるからです。

この科目では、

  • 立ち上がったばかりの有望な協会
  • 成長過程にある協会
  • 頭打ちになっている協会
  • 十分に大きくなり、次のステージに向かっている協会

それぞれの事例にもとづき、ケーススタディを行います。

 

株式会社のケーススタディは多くのビジネススクールで行われていますが、協会のケーススタディを行っているところはほとんどありません。

協会のケーススタディをするという、この貴重な機会を、ぜひ生かしてください。