(コラム)「協会」の基礎知識③

協会の運営方法


協会の作り方(143)経費の感覚

協会を立ち上げるために

  • ホームページ制作
  • 教材作成
  • スタッフ採用

などをするわけですが、通常、それには費用がかかります。

一方で、

  • ホームページや教材は自分たちで作り、
  • スタッフは雇わない

つまり、
「いっさい費用をかけず、 自分たちで頑張りぬく」
という考え方もあります。

そうしたお金は

  • 積極的に使うものなのか

それとも

  • 抑制していくものなのか

迷うところですね。

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協会の作り方(141)協会のなめらかな発展

 

協会を作った後、それがなめらかに発展していくためには、理事長が1人で孤軍奮闘するより、ほかの理事や、スタッフの方々や、受講生(会員)の方々が、いろんな動きをするほうが

「自律的な発展」

つまり

「なめらかな発展」

につながりやすいです。

 

つまり、理事長は孤軍奮闘してはいけません。

 

いろんな人がいろんな活動をすることで、協会がにぎやかになる。

そういう環境作りが必要です。

孤軍奮闘のままでは、協会は発展しません。

 

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協会の作り方(140)理事長の秘訣

もし、協会を立ち上げたら、その日からあなたが理事長です。

正式には「代表理事」といいますが、名刺などで名乗るときには

「代表理事」

「理事長」

どちらでもOKです。

 

その日から、あなたは

「○○協会 理事長」

と名乗り、その名刺を配ります。

 

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協会の作り方(138)理念を語ろう

理事長の役割は理念を語ること。

 

ただし、単に語ればよいのではなく、

「語って、受講生に感動してもらう」

これが大切です。

 

したがって、理事長は、好む好まないに関わらず、

「話す」

「書く」

という仕事が多くなります。

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協会の作り方(137)協会は昭和っぽく運営するのが良い

「温故知新」

という言葉がありますが、協会向きの言葉だと言えるような気がします。

 

古さと新しさが同居している、そんな事業のありかたです。

 

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協会の作り方(136)協会は「時代遅れ」が良いところ

会社を運営するには、

  • 「マネジメント手法」だの
  • 「最新の経営手法」だの

日に日に新しいことを勉強しなければいけないような、

そんな風潮が世の中にはあります。

 

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協会の作り方(135)つい自分が…は誤り

協会は

「受講生(会員)ファースト」

です。

「理事長ファースト」

ではありません。

 

これ、頭では分かっているつもりでも、行動に出るには”修行”が必要です。

 

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協会の作り方(130)理念の欠け目

 

協会の理事長の最大の役割は、

「協会の理念を具現化すること」

にあります。

理事長よりも深く協会の理念を理解している人がいる場合は、理事長は交代すべきです。

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協会の作り方(128)受講生の気持ち

 

企業と協会との違いは、

  • 多くの企業にとってお客さんはお客さんにすぎないけど、
  • 協会にとってお客さん(受講生)は同志でもある

という点です。

 

企業の社長がお客さんにみかって

「右向け右」

と言っても誰も右を向いてくれません。

「わが社のために、右を向いていただけないでしょうか」

と丁寧にお願いしても、右をむいてくれないでしょう。

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協会の作り方(127)成長と割り切り

 

資格講座をスタートしたものの、最初の頃は受講者が少なく、集客にたいへん苦労した。

でもいろいろ試行錯誤を繰り返しているうちに受講者が増え、ようやくほっと一息。

あらためて協会の状況を眺めてみると、

「そういえば、初期のころはよくイベントなどに顔を出してくれた人たちが、最近、来てない…」

よくある現象です。

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協会の作り方(126)理事長の心得

 

協会を作るには(=理事長になるには)協会と企業の違いを深く理解することが必要です。

企業と協会とが異なる点はいろいろありますが、これから述べることが最大のポイントです。

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協会の作り方(121)理事長は理念を語るのが仕事

 

理事長の役割は理念を語ること。

ただし、単に語ればよいのではなく、

「語って、受講生に感動してもらう」

これが大切です。

 

したがって、理事長は好む好まないに関わらず、

「話す」

「書く」

という仕事が多くなります。

 

でも安心して下さい。

最初から感動レベルの話ができなくても構いません。

だんだん上手くなればよいのですから。

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協会の作り方(120)個人ではなく組織

協会は1人でも作ることができます。

 

ですが、

「1人でやっている協会」

だと見抜かれてしまったら、その先はありません。

 

実体は1人でやっていても、

「組織で動いている」

という見せ方をするのが大事。

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協会の作り方(119)理事の種類

協会の役員はふつう「理事」という名称になります。

株式会社でいう「取締役」に該当します。

 

株式会社の場合、トップは

「代表取締役」

という肩書を持ちます。

 

協会の場合は、トップは

「代表理事」

となります。

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協会の作り方(118)協会が失敗する原因2つ

これまでの経験上、協会が失敗する原因は主に2つあると考えています。

 

1つは、

「協会とは講師を育てることだ」

という思い込みにとらわれ、深く考えずに無理やり

「資格=講師」

というビジネスモデルにしてしまうパターンです。

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協会の作り方(115)受講生が活発でない理由

 

受講生の方に、講座の口コミをしてほしい。

でも、懸命に受講生さんたちにお願いをしているにも関わらず、あまり口コミをしてくれない。

笛吹けど、踊らず。

こっちの思いが空回りしている。

どうしたらいいの?

 

こういう悩みを、よく聞きます。

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協会の作り方(113)理事長の思い

 

協会とは、理事長の思いを形にしたものです。

協会活動の随所に、理事長の思いが込められるように、作って行かなければなりません。

ホームページ、講座テキストなど、受講生さんが目にするものはすべて、理事長の思いが反映されるように作ります。

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協会の作り方(111)協会の性格はココで決まる。

 

会社に「社風」というものがあるように、協会にも「性格」があります。

そのキーワードの1つは、

  • 「受講生」か「弟子」か

です。

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協会の作り方(108)協会の組織はどう作る?

協会を立ち上げたころは、1人ないし少人数で頑張っているので、

  • あれをやったり
  • これをやったり

とにかくバタバタしているものです。

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協会の作り方(103)理事のお値段

 

理事になってもらう人にはいくら報酬を払うの?

という話ですが、法律上、理事の報酬額については何の決まりもありません。

慣習上、なにか相場のようなものがあるのかというと、相場のようなものもありません。

したがって、報酬額は本人との話し合いで決めることになります。

 

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協会の作り方(98)協会の特徴の活かし方

 

会社を作りさえすれば、うまくいく。

なんて。

そんなふうに考える人は、いまどきほとんどいないと思います。

会社を作ることが大事なのではなく、その後どうするか、がはるかに大切だということですね。

 

協会も同じです。

協会を作りさえすれば、うまくいく、などということはありません。

どういう協会を、どういうふうに作り、どう運営し、どのようにマーケティングするのか。

これを考える必要があります。

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協会の作り方(77)受講生=お客様とは限りません。

 

お客様は神様、という言い方がありますが、たしかに受講生はお客様です。

お客様ですから、受講が終わったらつきあいはおしまい、ということではなく、受講後も協会のファンでいてもらえるようにコミュニケーションを欠かさない工夫が必要です。

 

「最近、あの協会、新しい人ばかり大切にしている」

講座を修了した受講生からそういうセリフが出るようになったら要注意です。

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協会の作り方(72)学びたいだけの人もいます。

 

「インストラクターになりたい」

「講師になりたい」

という目的で受講する方には、そこに向かって頑張ってもらえばよいですが、そういう目的ではなく

「自分が勉強したいだけ」

という受講生さんの場合、協会側がなにもしなければ受講が終わったら去ってしまいます。

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協会の作り方(70)お客さん扱いしてはいけない理由

 

協会にとって受講生の方は、「お客様」でもなければ「生徒」でもありません。

 

たとえばイベントなどで、受講生さんに遠慮して手伝ってもらうことをせず、ビジターとして来てもらうのみだったとしましょう。

これは、受講生さんを完全に「客」「来訪者」として扱っていることになります。

 

これは受講生さんにとっては、期待されていない、頼られていないようで、寂しいことです。

なにも手伝うことがないと、協会との距離や溝を感じてしまうことでしょう。

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協会の作り方(65)理事長がするべきもっとも大切な仕事

 

自分で協会を作った人は、そのまま自分が理事長になるのが普通です。

途中から理事長に昇格する場合もありますね。

 

いずれの場合でも、理事長はすることが多い。

  • いろんな決断をしなくてはいけません。
  • 契約書にハンコも押します。
  • スタッフが不足しているときは自らいろんな役割をしなくてはいけません。

しかし、そんなことよりも理事長がするべき最大の仕事が2つあります。

何でしょうか。

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協会の作り方(64)資格更新条件の設定のしかた

 

資格は、2年更新にすることをお勧めしています。

1年だと短い感じがするし、3年以上だと、間が空きすぎるように思われるからです。

 

更新時期というのは

「更新時期がきましたよ」

ということでコンタクトを取り、疎遠になっていた資格保持者の方とふたたび交流することができる、そういうよい機会になります。

 

2年に1度くらいの間隔でそういう機会が生じるのがちょうどよい感じがします。

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協会の作り方(60)ビジュアル・ツールが役に立つ理由

 

資格講座の合格者には、資格を取ったことを自慢できるようなビジュアル・ツールを

プレゼンとしましょう。

 

ビジュアル・ツールというのは

  • ビジュアル=見た目
  • ツール=小道具

ということで、見た人の印象に残るような何か、を指します。

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協会の作り方(57)右を向いてくれますか

 

多くの会社にとってお客さんはお客さんにすぎません。

会社に利益をもたらしてくれる大切な存在ではあるけれど、それでも、お客さんはお客さんでしかなく、それ以上でもそれ以下でもありません。

 

しかし、協会にとってお客さん(会員・受講生)は、お客さんというだけではありません。

 

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協会の作り方(55)モテ協会の作り方

 

  • 見た目は適当そうだけど、じつは芯がしっかりしている。
  • 堅物のように見えて、じつは話すと面白い。
  • いい加減そうに見えても、中身はまじめ。
  • ふだんは無口なのに、講師をすると人が変わったように話がうまい。
  • 何も考えてなさそうに見えて、じつはいろいろ深く考えている。

 

そういう外見と中身のギャップの大きい人は、モテるといいますね。

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協会の作り方(54)理事になってほしいと言われたら

 

知り合いから

「協会を作りたいので、理事になってくれませんか」

と言われたとき。

 

ちょっと面白そうだったり、不安だったりしますね。

 

社団法人やNPO、財団法人には「理事」という役職が存在します。

株式会社でいう「取締役」とほぼ同じです。

日本語だと理事と取締役は言葉が違いますが、英語ではどちらも director です。

 

なお、「理事長」は理事のトップに該当し、正式には「代表理事」といいます。

ふだんは「理事長」という呼称でかまいませんが、法務局のような役所に書類を出すときは「代表理事」が正式です。

 

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協会の作り方(51)言葉を提供してあげましょう。

 

会社の場合、お客さんに対して

「この商品を宣伝してください」

と直接お願いするのはなかなか難しいように思います。

 

ところが一般社団法人など、協会の場合は、会員(受講生)さんに対して

「この講座をお知り合いにPRしてください」

とお願いするのは比較的言いやすいのではないでしょうか。

 

理由は、会員(受講生)さんは協会にとってお客さんでもありますが、仲間・同志でもあるからです。

 

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協会の作り方(45)成長するかしないかの分岐点

協会に対し会費を支払ってくれた人は、協会から見ると「会員」です。

 

受講料を支払ってくれた人は、協会から見ると「受講生」です。

 

では、会員の方や受講生の方から協会を見た場合。、彼らは自分と協会との関係性をどのようにとらえるでしょうか。

 

じつはここに、協会が成長するかしないかの分岐点が存在します。

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協会の作り方(35)講演と講座の違い

講演と講座は、似ているようでまったく違うもの。

 

資格講座を実施する場合、講師のかたにはここを間違えないようにしてもらう必要があります。

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協会の作り方(32)パレートの法則

 

「2:8の法則」
といえばご存じのかたも多いでしょう。

 

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協会の作り方(22)理事って結局、なに?

 

分かりやすくいいますと、 一般社団法人などのエライ人のことを 「理事」といいます。

 株式会社でいう 「取締役」に該当します。

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協会の作り方(18)来る者は拒まず、去る者は追わず

認定講座をスタートしたものの、最初の頃は受講者が少なく、集客にたいへん苦労した。

でもいろいろ試行錯誤を繰り返しているうちに受講者が増え、ようやくほっと一息。


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協会の作り方(17)父親のように制度を作り、母親のように運用する。

要するに

「厳しく制度を作るが、運用は優しく行う」

ということを言いたいのですが、いまどきの父親は優しい人が多いようなので、あまり適切な表現ではないかもしれませんね。

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協会の作り方(15)最少開講人数の出し方

受講生の募集をしたけれど、残念ながら申込は多くなかった。

少人数でも開講したほうがいいのか、キャンセルしたほうがいいのか…。

そういう場合もあるでしょうから、

「申込みが何人以上だったら赤字にならなくてすむのか」

つまり、いわゆる

「最少開講人数」

をあらかじめ把握しておくとよいですね。


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協会の作り方(10)「お約束」マネジメント

 

よく言われてることですが、ディズニーランドでは、園内のすべてが現実だというのが

「お約束」
になっていますね。

ミッキーマウスのなかには、人間は入っていません。


あれはミッキーマウスという存在です。

 

着ぐるみではありません。


ミニーもドナルドダックも然り。


中に人などは入っていないのです。

 

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協会の作り方(9)ゴーイング・コンサーン

ビジネスマンのなかでも、責任ある立場にいる人が時おり使う言葉の1つに

「ゴーイング・コンサーン(going concern)」

があります。

 

「いったん始めたビジネスは、きちんと継続する」

という意味です。

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協会の作り方(8)講師のマネジメント

協会主催で資格認定講座をするにあたり、気をつけるポイントの1つに

「講師のマネジメント」
があります。

  • 受講生さんが満足するような良い講座を講師の方にやっていただくこと
  • 講師の方にも気持ちよく仕事をしてもらうこと

この2つを、きちんと両立させることです。

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協会の作り方(4)主役は誰?

 

こういう仕事をしていると、当然のことながら、いろんな協会(一般社団法人など)と接することになります。


いろんな協会と接してみて感じるのは、


「活発に活動している協会は、認定講座の受講生さんを主役にしている」
ということです。

あたりまえのように思われますが、受講生さんではなく協会の代表者が主役になってしまっている協会も少なくありません。

 

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