水平展開【協会の作り方】

最初は初級講座だけ開講していたのを、あらたに中級講座、上級講座を開講する…

こうした展開を「タテ展開」と呼ぶことにしましょう。

 

これに対し、最初は東京だけで開講していた認定講座を、大阪や名古屋、札幌や福岡などでも開講する…

こういう展開を「水平展開」と呼ぶことにします。

 

今回は「水平展開」について。

 

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水平 展開、すなわち、各地で資格講座を開講する際に気をつけていただきたいのは、


「東京で受講した人も、大阪で受講した人も、札幌で受講した人も、福岡で受講した人も、つまり日本全国どこで受講しても、
同じ内容の講座を受講するように教材や指導要領、講師の行動を統一する」


ということです。

日曜日などに「1日講習会」を開き、講演を2つほど聞けば資格がもらえる…
といったやりかたをしている協会もあります。
しかしこのスタイルは水平展開には向いていません。

なぜなら、講演は講座と違い、内容が統一されないからです。

 

  • 東京でAという内容の講演を聞いた人
  • 大阪でBという内容の講演を聞いた人

両者に同じ資格を提供するのは意味がありません。

というか、それは資格ではありません。

同じ資格を提供するのであれば、受講生さんはどこで受講しようとも、原則的に同じ講座を受けられるようにするべきでしょう。

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水平展開をするにあたっては、どこで受講しても同じことを学ぶ。
いつ試験を受けても合格水準は同じである。
というものとしてカリキュラムを作ります。

そのためには、教材(テキスト)などを全国共通にするのはもちろんのこと、講師が違っても話す内容が同じになるように講師をトレーニングすることも必要です。

くどいようですが講座は講演とは違います。
講座の講師は有名人や偉大な学者である必要はありません。
それよりも、指導要領に忠実に講座を進めていける人のほうが適しています。

そうはいっても講師は人間ですから、それぞれ個性があります。
ある程度は個性を生かして楽しい授業をしてもらうのも大切ですね。


そこで、講師に対しては、

  • 8割程度は、指導要領に忠実に従ってもらう
  • 2割程度は、個性を出してもらう

といった感じでやってもらうようにします。

テキストのなかで、試験に出そうな大事なところは、必ず授業で強調して説明してもらう。
さほど重要でないところは
「あとで読んでおいてください」
ですませておき、浮いた時間でウンチクを語ってもらったり質疑応答をしてもらったりする…
というわけです。

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講師に、8割程度は指導要領に忠実に授業をしてもらうためには、
(1)詳細な指導要領を作るり、熟読してもらう
(2)同じ科目の他の講師の授業をたまには見てもらう
という工夫をするとよいでしょう。

(2)は直接教室で聴講してもらうのでもよいですし、
録画したものを自宅で見てもらってもよいと思います。



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