
協会を作った後、それがなめらかに発展していくためには、理事長が1人で孤軍奮闘するより、ほかの理事や、スタッフの方々や、受講生(会員)の方々が、いろんな動きをするほうが
「自律的な発展」
つまり
「なめらかな発展」
につながりやすいです。
つまり、理事長は孤軍奮闘してはいけません。
いろんな人がいろんな活動をすることで、協会がにぎやかになる。
そういう環境作りが必要です。
孤軍奮闘のままでは、協会は発展しません。
もちろん、はじめから
「孤軍奮闘したい」
と思っている理事長はいませんけれども、
「みんながなかなか動いてくれないので、しかたなく孤軍奮闘中」。
そういう理事長が多いのは事実です。
そんなときは、
「みんながなかなか動いてくれないのは、なぜだろう?」
と、立ち止まって考えてみましょう。
▽
みんながなかなか動いてくれないのには、さまざまな理由があるでしょう。
しかし、さまざまな理由のなかで最大のものは、
「何をしたらいいのか わからない」(だから指示がほしい)
「何が協会のためになるのか わからない」(だから指示がほしい)
「協会は私に何を 期待しているのか よくわからない」(だから指示がほしい)
これが最大の理由です。
つまり指示がほしいのです。
でも、だからといってそれを真に受けて「指示」を出してしまうと、
「わたし、できません」
という恐ろしいセリフがかえってきます。
理事長は、
「自分ができることは みんなにもできるはず」
と考え、指示を出すのですが、それが間違いのもと。
みんなは、指示どおりにできません。
なぜなら、みんなは、協会の理念を十分に理解していないから。
能力が足りないから
「わたし、できません」
となるのではなく、理念を理解していないから
「わたし、できません」
になるのです。
▽
この状態を解決するにはどうしたらよいでしょうか?
答は
「みんなにも理念を 十分に理解してもらう」
むろんこれに尽きます。
がんばりましょう。
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